酵素を多く含むフルーツは何?酵素ドリンクは自作できる?

酵素は野菜だけではなく、フルーツにも含まれています。
そのため、フルームも積極的に食べることで不足しやすい酵素を補給することが可能です。
毎日フルーツを食べるのが大変という場合は、手軽に酵素を補充できる酵素ドリンクがおすすめです。
フルーツ入りの酵素ドリンクは美味しく飲みやすいことから人気があります。
中にはフルーツの酵素ドリンクを自作して、旬のフルーツをヘルシーに味わう人も多いようです。
そこで今回は、酵素を多く含むフルーツや酵素ドリンクを自作する方法についてご紹介します。

酵素を多く含むフルーツとは?

含有する酵素の種類や量はフルーツの種類によって異なります。
まずは酵素をたくさん含むフルーツの種類を見ていきましょう。

バナナ

バナナには、でんぷんの分解をサポートするアミラーゼという酵素が含まれています。
熟したバナナほど、アミラーゼは豊富です。
炭水化物を含むフルーツなので、手軽にカロリーを摂取でき、食物繊維やマグネシウムなども含まれるので便秘にも良いとされています。

パイナップル

パイナップルには、たんぱく質の分解をサポートするプロテアーゼが含まれています。
胃液の分泌量を増やして胃腸の働きを活性化し、さらに胃腸の炎症を抑える働きもあります。
ただし、熱に弱い成分であるため、生のパイナップルを食べるのがおすすめです。
他にも食物繊維やビタミンC・ビタミンC群、ミネラルなども補給できます。

キウイ

キウイには、パイナップルと同じくプロテアーゼが豊富に含まれているフルーツです。
プロテアーゼの一種であるアクチニジンが特に豊富で、肉料理を食べた後に食べると効果的にタンパク質を分解することができます。
キウイには実が黄色のゴールデンキウイもありますが、アクチニジンが多いのは実がグリーンのキウイの方になるので注意してください。
この他にも檸檬に匹敵する量のビタミンC、食物繊維、ポリフェノールなどを摂取することが可能です。

グレープフルーツ

グレープフルーツには、脂肪の分解をサポートするリパーゼが含まれています。
さらに、パントテン酸と呼ばれる水溶性ビタミンも含むので、代謝酵素をサポートする効果にも期待できます。
低カロリーであるため、ダイエット中にもピッタリなフルーツです。
ただし、きのこ類を摂取するとリパーゼの効果が妨げられてしまうので、一緒に摂取するのは避けましょう。

イチジク

イチジクには、たんぱく質の分解を促すペクチンが含まれています。
消化をサポートし、胃腸の負担を軽減してくれるので、整腸や美容効果に期待できます。
さらにクエン酸や食物繊維なども摂取することができます。
皮を中心に、目や体の老化防止に期待できるアントシアニンも豊富です。
イチジクの品種によっては皮ごと食べることができ、アントシアニンの補給にもおすすめです。

フルーツを使った酵素ドリンクは自作できる?

フルーツを使った酵素ドリンクを手軽に飲みたいのであれば、自作するという手段があります。
自作であれば、自分の好きなフルーツを酵素ドリンクとして楽しむことができます。
ここでフルーツを使った酵素ドリンクを自作する方法をご紹介します。

酵素シロップは自作すれば手軽にドリンクを楽しめる

酵素ドリンクを自作するのであれば、酵素シロップを作る必要があります。
酵素シロップは、好きなフルーツと砂糖を使い、発酵させることで作ることが可能です。
完成した酵素シロップを水や炭酸水などで割れば、気軽に酵素ドリンクが飲めます。
シロップをヨーグルトにかけたり、紅茶を飲む時やドレッシングを作る際の砂糖代わりに使ったりするのも良いでしょう。

酵素シロップに作り方

酵素シロップの作り方は以下のとおりです。

①保存瓶を煮沸消毒する
②フルーツと砂糖を交互に詰めていく
③埃や虫などの侵入を防ぐためにガーゼなどで蓋をする
④直射日光が当たらない場所で保管する
⑤翌日に水分が出たら底の方からよくかき混ぜる
⑥漬けてから2~3日は1日2回のペースでかき混ぜる
⑦4日以降は砂糖が完全に溶けきるまで1日1回かき混ぜる

雑菌やカビの繁殖を防ぐために、保存瓶は必ず煮沸消毒したものを使ってください。
また、フルーツと砂糖の分量は、食材1:砂糖1.1が目安です。
例えば、1kgのフルーツを使うのであれば、砂糖は1.1kg必要になります。
砂糖は発酵しやすいグラニュー糖や上白糖がおすすめです。
フルーツと砂糖を入れた保存瓶は、発酵時に発生するガスを逃がせるように開いておく必要があります。
口が開いていると埃や虫などが侵入する可能性があるので、ガーゼなど通気性の良いもので蓋をしてください。
また、保存瓶の保管場所は室温20~25℃の直射日光が当たらない場所を選びましょう。
酵素シロップが完成するまでの期間は室温や季節によって変動しますが、1~2週間が目安です。

自作よりも市販の酵素ドリンクがおすすめの理由

好きなフルーツで酵素シロップを作っておけば、いつでも自宅で酵素ドリンクを楽しめます。
色々なフルーツでシロップを作って保存しておけば、毎回異なるフレーバーで楽しめるのも魅力です。
しかし、栄養補給やファスティングを目的に飲む場合は、市販の酵素ドリンクがおすすめです。
ここで、自作の酵素ドリンクが向かない理由をご紹介しましょう。

糖分を過剰に摂取する可能性がある

酵素シロップを作る際、フルーツに砂糖を加えることになります。
そのため、フルーツをそのまま食べた時よりも糖分を多く摂取してしまう可能性があります。
自作の酵素ドリンクが美味しいからと1日に何杯も飲めば、かなりの糖分を摂取することになるでしょう。
嗜好品として楽しむ程度なら良いのですが、ダイエットや生活習慣病の予防として糖分の摂取を控えたい時に不向きです。
その点、市販の酵素ドリンクは加糖していないものもあるので、糖分の過剰摂取を抑えながら栄養補給ができます。

衛生面に不安がある

酵素ドリンクを自作する場合、衛生面に気を遣わなければなりません。
フルーツは水分が多い食材なので、カビや雑菌が繁殖しやすいです。
安全に酵素シロップを作るためには、保存瓶の煮沸殺菌や保管環境、混ぜる時もヘラを使うなど食品衛生に徹底する必要があります。
また、糖質が気になるからと言って砂糖の量を減らしてしまうと発酵しにくい上に、カビや雑菌が増える原因となるので注意が必要です。
市販のものであれば、食品衛生管理に基づいて生産や品質管理が行われているので、安心して酵素ドリンクを飲むことが可能です。
また、保存環境にもよりますが、自作の酵素シロップは完成から2~3ヶ月以内を目安に飲み切った方が良いとされています。
一方、市販の酵素ドリンクは未開封であれば賞味期限がない、あっても2年間以上と長く設定されているので、必要な時に飲めるのもメリットです。

栄養バランスが偏る可能性がある

栄養バランスが偏りやすいのも酵素ドリンクを自作するデメリットです。
酵素シロップを自作する場合、1種類のフルーツを使って作るケースがほとんどです。
フルーツによって栄養価が異なるため、中には補うことが困難な栄養素もあります。
そのため、満遍なく栄養を補給したい時や食事から栄養補給が摂れないファスティング中は不向きと言えます。
市販の酵素ドリンクは様々なフルーツや野菜を発酵して作られているので、バランスよく栄養素を補給することが可能です。

甘くて美味しいフルーツには、体や美容に嬉しい働きがある酵素や栄養素がたくさん含まれています。
フルーツ入りの酵素ドリンクを活用すれば毎日気軽に摂取できるのでおすすめです。
好きなフルーツを使って酵素シロップを作れば酵素ドリンクの自作が可能ですが、糖質の過剰摂取や栄養バランスの偏りなどに注意が必要です。
そのため、栄養補給やファスティングのために酵素ドリンクを飲みたい時は、栄養価が高く、加糖されていない市販の酵素ドリンクを選んでみてください。